3つの視点コーチング™個別セッションを受けられたC.Uさん(50代女性・個人事業主)の場合

ーコーチングを受ける前の状況や状態を教えてください。

初対面の人やいつものメンバーで会う時に、私の意見はちょっと「ずれ」があるなっていうのを感じていて、なんでかな?という疑問が多少ありました。困ってはいなかったけど、このままでいいのかなと。自分の立場っていうのを客観的に見られたらいいなって、なんとなく思ってた時に、真理さんに出会って。

コーチングは今まで受けたことがなかったので、実際にどんなことをするのか、ちょっとお勉強のためにもいいなーって思って受けたのがきっかけです。

ありがとうございます。自分だけちょっとずれがあるなって思っていたというのは、具体的にどんなふうに感じていたのでしょうか?

質問とか相談をされるのって、例えば、セッションや講座なら答えを求められるというか、考え方の方法を、皆さんお金を払って聞いてくださって「こういう捉え方もありますよ」ってお伝えすれば、それは納得される。だけど、仲間うちで「Cちゃんはどうやって思う?」「こういう時どうしたらいい?」っていう質問的なことを会話の中では「それだったらこうするよ」ってその答え…やり方だとか考えとかを言うんだけど、なんか相手がピンとこないような感じになってしまう。お金はもちろん発生しないし…。「おかしいなあ」って思っていて。1年半ぐらいそんな状況が続いていました。

具体的には、数名のグループで「Cちゃん、リーダーでやってほしい」みたいな感じで(リーダー的な役割をしていた) 。リーダーだから(他のメンバーを)引っ張っていくもんだと思っていたんだけど、こちらからなにかを投げかけても、反応が鈍いというか、ピンときていない。「そうかなあ」みたいな反応はあるけど 「わかる!」的なことはなくて。でも、私以外の1人がポンって投げかけたことには(他のひとは)「そうだよね!そうだよね!」ってうわーって反応するから(私は)「あれ?」みたいになる。それに飛びついてやったら、こうなっていくじゃんっていうのが、みんなにはわからないみたいで、止めても聞いてくれない。で、結局、飛びついてちょっと進んだ後に「あーあ」みたいな。大事なところを忘れてた、みたいなのがある。

私は「それやってても変わらないよ」ってずっと思ってたの。それを変えるために「私はこう思うんだけど」って言っても、やっぱり「趣旨ががずれる」とか「なんか違う」とかそのときは言われる。けど後々、何ヶ月か経ったとかにその話題になるんです、やっと。「最初にそれ言ったじゃん!」ってなるんです。頭が追いついてなかったみたいな感じで。それが何回も何回も何回も起きてて、なんかちょっと大変だなと思ってて

ーグループ内でのコミュニケーションがうまくいっていないと感じていたんですね。では、そんな中で、コーチングを受けようと決めた理由を教えて下さい。

えっと、前もね、ちょっとコーチングの先生を一時ネットで探してたりしたんですけど、いまいち分かりにくくて。結構、費用もかかるじゃないですか。それをわからないまま、何万とか、何十万とかね、払うのはなんかピンと来なかったんですよ。

だけど偶然、真理さんに出会って、ちょっとしたご縁があった(25年前に共通の知り合いがいた)じゃないですか。 多分、真理さんの今のお仕事の性質上(人のことを)客観的に見てくれるじゃないですか。(共通の知り合いは) 独特な人だったから、そこを間違いなく分析をされてたから、いいかな。と思って、その日のうちに決めたんです。全く知らない人だったら、もうちょっと体験とか受けたりしていたと思います。 あとは、真理さんの雰囲気で。なんか、熱い人って、いるじゃないですか。熱いコーチ、嫌だな、と思って(笑)。強引に話を持っていきそうで、私の気持ちをくんでくれなさそうで。真理さんは熱い人じゃないな、と(笑)。ちゃんとクールに客観的に見てもらえそうだったから、1日で決めました。

ーコーチングのセッションで印象に残っていることはありますか。

それこそ熱くなく、トーンを変えずに、「次はこれ」「次はそれで?」「それで?」っていう質問や言葉を出すタイミングがよくて、答えが出しやすかった。考える時間があると、インスピレーションで出る言葉って変わっちゃうから、そこをタイミングよく「それで、それでそれで?」みたいなリズムがすごい心地よかったです。

あとは、本当に想像、イメージがしやすかった「椅子」とか「カウンター」とか、図で書いてもらえたりとか。自分の言葉が出やすかったです。イメージも(コーチが)熱いと、実際に自分で感じたことがずれちゃいそうで。 だから本当に、ほらなんかあるじゃないですか…スマホで本読んでるくれる人。あんな感じで、お芝居的な熱さじゃなく、淡々とした朗読的なね。ちゃんと私が主で、お話を引き出してくれる感じがありました。コーチっていうと「結果を出します!出してきます!君はどうしたいんだ!?」みたいなイメージがあって。その熱さは、私にはちょっと違う。私じゃなくて、女優になる。コーチが熱量高くて、ちょっと演出気味だと、こっちの答えも演出で出してしまいそう。それがなく「素の私」が出せたと思うんですね 。クールさがね、大事だなと。

ーセッションを受けて、手に入れたことや、解決できたことありますか。

ボーダーライン。人とのボーダーラインが引けるようになった。会話をしてても「今、引くんだな」「ここに引くんだな」とか。

あとは物事を、客観的に捉えることは、以前も多少できてたかもしれないんですけど、どこかに偏った感じだったのが、中心で客観視できてる感じがしだしたかな。

視点の勉強をしたことで「あ、この人今第3視点で話してくれてるんだな」とわかったり、他の人から違う言葉で、実際に勉強したことが確認ができたり、(今までは周りに第2視点の人が多かったけれど)第2視点じゃない人たちも現れたり、不思議とそういった引き寄せが起きた。今までは第2視点の人がいっぱいいた中に、私がいた感じだったのが、そこプラス第1視点とか第3視点とかの人が現れて、「やっぱり(第2視点以外の人も)いるじゃん」と気づき始めました。

逆に、「案外この人は第2視点じゃないな」みたいな気づきもあって、それを普段の私を知ってる人たちと「あの子たちとCちゃんは違うじゃん」って会話ができるようにもなって、よかったなあって。気づくきっかけ作りがこのコーチングだった。

古い中学校の友達と最近また交流が始まって、心を許すとお悩みが出てきて、相談的な話があったりするんですよ。今までは「私がなにかしないといけない」って思ってたけど、でもそこでボーダーライン引いて「もしかしたらこの子は第2視点かもしれない」って考えるようになった。私がゴンっていくと相手は困るかもしれない。って一旦立ち止まることができるようになった

今まで私は(人とのコミュニケーションで)交通事故をめっちゃ起こしてたんですよ。悪気なく質問されたら、相手は答えるじゃないですか。でも、私みたいに第1 視点がある人ばかりじゃない。第2視点の人にはできることとできないことがある。「交通事故めっちゃ起こしてきたでしょ?」って前に人から言われたときは、「え?どういうこと???」と思っていたんですけど。でも、今は、真理さんの話を思い出して、「そうだ、入り込んじゃいけない」とか「あれが交通事故なんや、信号無視」みたいね。 そういうときに「あ、ボーダーライン」って引いておけば、交通事故が起きない。「私の出番じゃないね、じゃあ聞くだけで」ってなる。

相手を振り回さなくなったし、振り回されなくなった。言葉のチョイスも変わったかもしれない

ちょっと距離感がつかめるようになったのかな。(相手との間に)ちょっと大きめのテーブルおくか、みたいなね。 前のめりに今まではなってたのを、ちょっと背もたれにもたれてコーヒー飲むみたいな意味で距離感をね、あえて取る。ちょっと空でも見ながらコーヒー飲んで気にしてますよ、みたいなね。本当に(人とのコミュニケーションが)楽になりましたね。

以前は人が意見に流されていくのを、見てられなかったんですよね。そこに、浮き輪を投げてた。でも、誰もつかもうとしないんだよね 。3つの4つも投げるけど、いらんのか…みたいね。「引っ張っても浮き輪だけだった。助けいらないの?」みたいな。 頑張ってるのにね。それの繰り返しだったなって、本当思う。

ーセッション前と比べて具体的に変化したことはありますか?

人の見方が変わりました。困ってる感じの人に対して前は、そこから本当に抜け出したいと思っているのだと思っていて。今は「あ、 困ってるのが楽しいのか、別に抜け出したくないんだな」っていうのがすごくわかるようになった。楽しんでるっていうのはちょっと違うかもしれないけど、それが心地いいのかな、みたいに思うようになった。変わると大変ってなるから。大変はやっぱり嫌なんだ、って。「大変だよね」「抜けたいよね」って言いながら、でも「浮き輪はまだいらないよね」「まだだよね」って言っている。

なんかこうやって(状況を) 「もの」に例えてみることができるようになった。今まではその感じもつかめなかったのが、理解できるようになったかな。

「受け入れる」と「受け止める」って違いが、わからなかったんですよ。今までは。抱え込む感じでやっちゃってたと思います。だけど、向こうは「ハグはいらねえ」って感じ(笑)。

あとはね、ちょっとね、出会いが変わった感じがします。 今の仲間に執着しないで、違うところに目線が行くようになって。 今までは共感はできてるような、できてないような「そうだよね」ってやってたけれど、もっと違う世界の人との出会いの方が楽しいかもしれないなと思って。

目線を変えたらやっぱり出会いが変わってきたというか。昔の友達とか新しい人とかそっちに意識が行く。こっちはまあいいかって。 必死にそこにくっついとかなきゃいけないかな、とかなくなった。今での仲間は変わらないかもしれないけど、私はだいぶ変わったので、「これこれはできるけど、これはできないよ」ぐらいははっきり言えるようになってきた

ーこれからの展望を教えてください。

新しいところに目を向けるというのはちょっと今できてきてるから、あと発想も、今までの第2視点の部分を違う捉え方の第2視点に、ポジティブな第2視点に持っていきたいなっていうのはあるかな。 第2視点をもうちょっとクリアにしていきたいと思います。

ー受講して良かったなと思うことはどんなことですか?

視野がスッキリしたことです。人を見る視界っていうか視野がすっきりした

分別って、大事じゃないですか。食べ物の分別でも食器でもいい。これはフォーク、これはお箸、お皿って、置き場所が全部一緒だと探さなきゃいけない。これを食べるときはこれで、それを食べる時はそれでって分けてあるとスムーズ。 ゴミ捨てる時もビン、カン、紙とか、あとから分ければいいやっていうよりは、もう分けてあるとスムーズ。そんな感じで、時間の使い方とか、頭の使い方とかがスッキリする。だから視野とか視界がとかスッキリするんですよ。

「これはどういう意図で私に言ってきてるんだろう?」って前はもう考えすぎて、ひとまず抱え込んで「どういうこと?」って手探りでやってたのを、まず分別する。「第2視点の子はこういう発想があるから、こういう意見、言葉がこういう風なんだ」とか「私と同じ第1視点の子は似てる、おんなじ分類だな」ってなって、それがわかるとスッキリする。この人はちょっと第3視点のところもあるな、とか、第2視点の状態がポジティブだネガティブだ、とか、ネガティブな大きい第1視点だなとか、そういう風になんかできるようになった。

ーこのセッションを、どんな人に勧めたいですか?

私の周りにはそれこそ本当に第2視点の子が多くって、そういう子がコーチングを受けるとどうなのかは分からないんですけど、その子が喜ぶのだったらほんと紹介したい。私には、すごい良かったんですけど、その第2視点の子たちがしたら、どうなるのかなみたいなちょっと興味はあります。

本当に変わりたい人だったら絶対。そんな困ってないけど、なんかもうちょっと合理的とか効率よくとかを求めてる人人間関係で、なんかぐちゃぐちゃしてるのを何とかしたい、それが解けたら、本当に自分が好きなことをやれるんじゃないかとか、何をやっていいかわからない人。そういう人は、ぐちゃぐちゃになってるところを分別すると、自分がやりたいことがすっきり見えてくるのかな。

あとは、客観的に見れてないかなっていう人。自分のこと、物事も人間関係、職場とか家族とかを、なんか私みたいに自分で勝手に混乱させてる人。早く結果を出したい人はちょっと分別できるようになってから、自分を認めてあげるとかやってあげるとすごい楽なんだろうと思います。

ー最後にひとことお願いします。

本当に受けて良かったと思います。真理さんだから良かったと思う。熱すぎない。わかりやすい。熱い先生は終わってみたら「??」 みたいなこと、あるじゃないですか。勢いだけで乗り切っちゃって、終わったら抜け殻みたいな。でも真理さんのは残る。

毎回宿題が出て、次のセッションまでに、そういう状況が起きてくるんですよ。ちゃんと 準備されるからすごいと思って。「あ。これこれ、これ真理さん言ってたやつ!」みたいな。宿題やれてないなと思っても、結果やれてる。不思議でした。このセッションはすごい良かったです。ありがとうございました。これからもっと活かしていきたいです。

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