3つの視点コーチング™ってなに?

3つの視点コーチング™とは?

3つの視点コーチング™とは、人が持つ「3つの視点」にフォーカスし「自分の能力、才能、魅力を最大化し、発揮率を高め、自分と周囲を変革する」ことを目的とするコーチングです。コーチングセッションや講座を通し、その人が持つ3つの視点の質や大きさ、バランスを整えることで、それらを短期間で効率よく実現していきます。

経営者、個人事業主、管理職、会社員など、様々な方が、自己変容、人間関係の改善、目標の達成を叶えてきました。さらには「3つの視点コーチング™」で培った知識や体験を、個人の範囲だけでなく、周囲の人や組織の人材育成に活用される方も多くいます。

3つの視点コーチング™の効果と特長

「自分を変えたい」「人間関係の悩みから抜け出したい」「仕事でもっと成果を出したい」など、解決したいと望みながらも、長年解決ができていない問題、あなたにはありませんか?

もしかすると、様々な解決方法を試みたにも関わらず、芳しい成果を上げることができぬまま、解決をあきらめかけていることもあるかもしれません。

長年解決できない問題や、何度も同じような問題に直面してしまう大きな原因は、実は、誰もが持つ「3つの視点」に問題があることがほとんどです。しかし、それにフォーカスしている解決策は、残念ながら多くはありません。

自分の「3つの視点」を理解することは、そのまま「自分を理解する」ことに直結します。

自分の考え方、行動様式、そういったものを客観的に理解することの重要性を理解していても、それを行うことは実際はそんなに簡単なことではありません。

自分ではできていると思っていたとしても、実際は「見えない壁」の中でぐるぐると回っていただけ、ということもしばしばです。

「3つの視点」を使えば、自己理解が的確に深く進めることができ、理想の自分にいち早く近づくことができます。

対人関係についても同じことが言えます。

「3つの視点」を理解すると、他人の選択や行動の理由が見えてきます。

自分と違う「視点」での価値観や選択行動が分かるようになるので、コミュニケーションが変わり、人間関係の問題を積極的に解決しようとしなくても、問題そのものがなくなっていく、ということが起こります。

もし、あなたが自己変容や仕事のやり方など、今まで様々な問題解決を図ってきたにも関わらず、あまりうまくいかなかったのなら、その方法が間違っていたのでもないし、もちろん、あなた自身が悪いのでもありません。

本やインターネット、人からの教えなど、私達が手に入れることのできる問題の解決方法には、それを言及している人の「3つの視点の状態」を前提としていて、その視点で行うからこそうまくいった方法なのです。

しかし、多くの人はそのことを知らず、それについては語られません。

つまり、その人と同じ「視点」をあなたが持っていなければ、活用するのはなかなか難しいことのです。

「3つの視点コーチング™」は「努力して積極的に問題の解決を図る」というよりは、あなたの能力、才能、魅力を最大化し、発揮率を高めることによって、「(自ずと)問題が無くなっている」ことを得意としています。

「3つの視点」を自分のものとしたとき、それまではどうしても理解できなかった物事や人が、自然と理解できるようになり、気づかぬうちに良い方向へ変化していっていることに驚く人は後を絶ちません。

解決に躍起になっている問題、今はもう解決を諦めてしまっている悩み、人にはなかなか理解されない苦しみ、そういったものも「3つの視点コーチング™」なら、思いの外短時間で解決するのです。

「3つの視点」とは?

では「3つの視点」とは具体的に何なのか、お話していきましょう。

人が何を感じたり考えたりするとき、そこには必ず「どんなふうにその物事を見ているか、捉えているか」という立ち位置、つまり「視点」が存在します。

そして、この視点は大きく3つに分けられます。

「自分の視点」と「相手の視点」と「社会の視点」、つまり「3つの視点」です。

「3つの視点コーチング™」では「自分の視点=第1視点」「相手の視点=第2視点」「社会の視点=第3視点」と呼びます。

人はこの「第1視点」「第2視点」「第3視点」のいずれかの視点に必ず立って、何かを考えたり選択したり、行動したりしますから、「視点」とは「ものの見方、考え方の基準、大切にするものごと、優先する目安」とも言い換えられます。

それぞれの視点はどんな視点?

それぞれの視点を表すと次のようになります。

第1視点:自分の視点。自分が基準。自分自身の世界
第2視点:相手の視点。特定の相手が基準。相手の世界
第3視点:社会の視点。社会が基準。第1、第2視点から離れた視点。

例えば、あなたが親だった場合を考えてみましょう。
子供を学校に行かせるのには、いろいろな理由、考え方の基準があるはずです。

第1視点なら、自分が基準のものの見方ですから、こうなります。
「私は子供に教育を受けさせたい。だから学校に行かせる」

第2視点は、あなたではない「誰か」の視点です。
家族や友人、会社の人など特定の人物が基準になります。
この場合は「子供」ですね。
「子供が学校に行きたいと言っている。だから学校に行かせる」

第3視点は、あなたでも特定の誰かでもない、社会の視点です。
ルールだったり、社会通念だったりです。
「教育を受けさせるのは社会的義務、だから学校に行かせる」

同じ「学校に行かせる」という行動も、その動機は視点で変わるということが、お分かりいただけたでしょうか。

「3つの視点」の特徴

あなたはどの考え方に賛同しますか?そして、他の2つの視点について反対しますか?

おそらく、3つどの視点の考え方についても、(主義主張の違いはあれ)一定の納得感があり、どれもが理由のひとつになっていることに気づくはずです。

それはつまり「どの視点の動機も自分の中にあった」ということなのです。

このように「3つの視点」はすべての人が、3つの視点すべてを持つことができます。

そして、3つの視点はどれも等しく重要で、優劣はありません。

しかし、なにかを考えるとき、必ずどこかの視点に固定され、違う視点を同時に使う、ということはできません。
ですので、違う視点で考えるときには、視点間の「移動」が必要になります。

また、大人ならば、3つの視点はすべて持っていてしかるべきですが、人によって「得意・不得意」な視点がどうしてもできてしまいます。

そうすると、得意な視点に「固定」されてしまい、その視点から他の視点への移動がしにくくなります。

よって、不得意な視点で物事を考えたり、決めたりすることが相対的に少なくなっていることが多々あるのです。

さらには「固定」も「移動」も無意識のうちに起こっていて、それを意識することはまずありません。

実はこの特徴が、さまざまな問題を生み出し、その解決を困難なものにしています。

それぞれの視点の長所と短所

「3つの視点」が引き起こす問題に入る前に、それぞれの視点の長所と短所について理解していきましょう。

3つの視点には、それぞれ異なった特徴があります。それが良い方向に出れば「長所」、悪い方向に出れば「短所」となります。

周りの人に当てはめて考えてみてください。

第1視点

第1視点の特徴をひとことで表すと「子供」です。

自分の中のすべての活動エネルギーを生み出している視点になります。

すべての視点の土台で、ここがしっかりしていることで、他の視点が活きていきます。

第1視点の長所と短所は以下のとおりです。

(長所)エネルギッシュ、信念や夢に忠実、感情表現が豊か、個性的、カリスマ的、自分軸がしっかりしている、創造性がある、勇気がある、感覚的、無邪気、スケールが大きい など。

(短所)押しが強い、傲慢、感情のコントロールが下手、自分勝手、話を聞かない、独善的、話が分かりにくい、他人を振り回すなど。

第2視点

第2視点の特徴をひとことで表すと「母親」です。

人との関わり、コミュニケーションで必須の視点となります。

第2視点の長所と短所は以下のとおりです。

(長所)思いやりがある、共感できる、味方、安心感がある、面倒見がよい、優しい、人間関係の円滑油 など。

(短所)依存的、他人に振り回される、見返りを期待する、自分で決められない、自分を粗末にする、気苦労が多い、粘着質、おせっかい、心配性 など

第3視点

第3視点の特徴をひとことで表すと「AI」です。

他の視点が主観的であるのに対し、この視点は客観的、俯瞰的で知能が発達したニンゲンという動物らしい視点といえます。

第3視点の長所と短所は以下のとおりです。

(長所) 知識が豊富、情報収集に長けている、客観的、分析的、器用、冷静、自主性が高い、効率的、社会的に有能 など

(短所)冷淡で情に疎い、即決できない、無感動、頭でっかち、人を見下す、アドバイスしたがる、自己開示できない、熱意がない、完璧主義、小さくまとまる など

「3つの視点」のバランスの悪さが引き起こす問題

話を戻しましょう。

「3つの視点」は、

・視点間の「移動」が必要。
・人によって「得意・不得意」な視点があり、得意な視点に固定されてしまっている。
・「固定」も「移動」も、無意識のうちに起こっている。

という特徴がありました。

なにかしら問題が起こっていてそれがうまく解決できないとき、その問題の解決方法は「自分が不得意とする視点」にあることが多いです。

つまり、不得意な視点だからこそ経験値が足りず、また移動をすることすら困難になっている、ということです。
例をあげてみましょう。

第3視点が強い方、というのは、社会的評価が高い傾向にあります。長所を見てもらえば分かると思いますが、仕事ができる人って感じですよね。

視点はその視点での経験値で成長します。よって、その視点での成功体験が増えれば増えるほど、その視点に留まりやすくなります。

第3視点が大きく(得意に)なると、第1視点、第2視点は相対的に小さく(不得意に)なります。

そのため、視点の移動そのものがしにくくなり、第1、第2視点での経験が不足していき、ますますそれらが小さくなります。

バランス的には、第3視点が大きく、その他が小さいということになっていきますね。

ここで、問題が起きてきます。

会社に行っている間は、第3視点に視点が固定されていても、あまり問題はありません。人間性はどうあれ、仕事ができれば概ね許されることも多いからです。

しかし、これがプライベートとなると話は別です。

第3視点は、客観的視点で主観や感情から遠い視点です。それは、自分の感情であれ、他人の感情であれ同じで、「感情そのもの」に価値を置かない世界だと思ってください。

家族や恋人は「感情の共有」が必要です。視点なら、2視点が必要になってきます。

しかし、第3視点に固定してしまい、それが極端になると、第2視点に移動することが難しくなり、感情そのものを感じることも難しくなってきます。

すると、家族や恋人の話を聞いていても、「どうしてそんなことで一喜一憂するんだ」と関心がわかなかったり、「こうすればいいんだよ」とアドバイスをしてしまったりします。

それが第3視点で重要なことで、価値だからです。

しかし、それを言われた方は、むっとしたり、そうじゃないんだけどな、とモヤモヤしてしまい、関係性そのものが悪化していくわけです。

自分に対しても「感情」がなくなっていきます。

そのため、やりたいことが見つからなかったり、なんでもこなせるけれど、心の底からやりたいことではないと感じたりと、自分のことが分からなくなります。

また、他人は自分のことを理解できないという虚無感を抱いてしまったりします。

周りからの評価とは裏腹に、心が不安定で、周りからのエネルギーをもらっていないと、自分を維持できないと感じている人もいます。

第3視点から他の視点に移動できないまま、いくら自己発見のワーク(第1視点の分野)をしたり、コミュニケーションスキル(第2視点の分野)を磨いたところで、それは「知識」のままです。

うまくいかないのは当然ですし、本当の意味で活かせているわけではありません。むしろ、第3視点を強化する一方です。

こういった問題は、生まれ持った性格によるものではありません。

「視点のバランス」、「視点間の移動」「視点そのものの質」の悪さが引き起こしているだけの話なのです。

つまり、「3つの視点」を整えさえすれば、その問題そのものが消えてなくなるということになります。

まとめ

「視点のバランスの悪さ」を整え、「移動」をしやすくし、それぞれの「質」を上げていく。

そうすることで、「その人らしさ」つまり、才能や魅力、能力がいかんなく発揮される土壌ができあがり、その人らしい豊かな人生を選び取ることができるようになります。

すべての人は「3つの視点」をすべて持つことができるのですから、それはどんな人にでも可能です。

しかし、自分がどの視点にいて、どんなタイミングで移動してをいうことは、すべて無意識に行われています。

よって、それを意識化し、さらにそれをコントロールするとなると、途方もない話だと感じてしまっても無理はありません。

「3つの視点コーチング™」なら、プロコーチによる1対1のセッションや講座を通して、あなたの「3つの視点」を整えていくことができます。

多くの人が自身の「3つの視点」の状態に気づき、視点の強化をすることに短期間で成功して、様々な問題から脱却してきました。そして、そこで身につけたことは、これからの人生を進める上で、大きな推進力となっています。

自分の「3つの視点」に向き合うことは、今までの自分を認め、これからの自分の可能性をひろげることにほかなりません。

ぜひ、「3つの視点コーチング™」で、豊かな人生を選び取ってください。

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