1年の予定を一覧化!「フューチャーログ」のメリット3つと基本の書き方

この記事はこんな人にオススメ

「新しい年や年度に向けて心機一転したい」

「充実した日々を送りたい」

「仕事やプライベート、自分や家族の今後の予定を把握しておきたい」

1才の子供が感じる時間の流れのはやさを「1」としたとき、年齢を「n歳」とすると、そのはやさは「1/n」に感じる、と言われたりします。

つまり、40歳なら1歳の子供の「40分の1」の速さで1日が過ぎていく感じがするということです。

年齢を重ねるに連れて「ついこの間、正月だった気がする」と感じるのは、大人な証拠ともいえますが、あっという間に1年が過ぎてしまうことに焦りを感じたりも。

今回はあっという間に過ぎていってしまう時間をより充実させるための「フューチャーログ」の使い方について解説します。

目次

フューチャーログとは?

「フューチャーログ(Future Log)」とは、バレットジャーナルのページのひとつで「未来」の予定やTodoを記入しておくページのことです。

私はバレットジャーナルそのものをやっているわけではないので、厳密にいうと使い方が違うかもしれませんが、同じようなものを2007年頃から書いています。

普段バレットジャーナルではなく、市販の手帳やノートを使っている方でも、作っておくととても便利なページです。

まだ使ったことがないという方は、これを機に始めてみてはいかかでしょうか。

フューチャーログのメリット

「フューチャーログ」を書いておくと、こんなメリットがあります。

①1年の予定がざっくり把握できる

②予定に向けての準備がしやすい

③やりたいことを実現しやすくなる

①1年の予定がざっくり把握できる

自分の予定だけでなく、家族の予定や季節ごとのイベントなどを一覧できるので、忙しそうな月やそうでない月を、感覚的に把握することができます。

そうすることで、頑張り時や、体調が崩れがちな時期、休みを取りやすい時期なども、分かってきます。

②予定に向けての準備がしやすい

予定が近づいてきてから「ああ、そういえば」と思い出して、慌ててやることってありますよね。

どうしても年に1回のことって、忘れがちです。

一覧化しておけば、いつ何があって、いつ頃からどんな準備をすればいいか、計画が立てやすくなります

③やりたいことを実現しやすくなる

いつかやりたいな、と思うことを、フューチャーログに「Todo」として書いておくことで、①や②で書いたように、いつならそれがやれそうなのか、また、それに対しての準備もしやすくなるります。

つまり、やりたいことが実現しやすくなっていきます。

フューチャーログを準備する

「フューチャーログ」はいつから始めても構いません。

期間は、半年から1年が目安です。

「フューチャーログ」の書き方は自由です。

見開きで4ヶ月、半年、1年だったり、紙面の割り方も縦に割ったり、横に割ったりと、調べるとたくさん出てきます。

自分が使いやすい形を選んでください。

私は1年分を一気に見たいのと、それぞれの月を3分割したものが使いやすいので、見開き1年を横割りにしたものを、自作して使っています。

「枠を書くのが面倒」という方は、私が使っている書式と同じものになりますが、A4サイズの無料テンプレートを用意しました。

下記リンクからダウンロードできますので、データをダウンロード後、プリントアウトしてご利用ください。

私が普段使用している、A5サイズのものもあります。

フューチャーログを書く

書く内容は以下のとおりです。

その月の予定

その月のTodo

その他覚書

それぞれ説明していきます。

その月の予定

その月に予定を書いていきます。

「健康診断」「ボーナス」といった会社の予定や「誕生日」「運動会」といった家族の予定などです。

このとき、日にちがすでに決まっているものについては、日付も入れます。

後々、予定ができた時点で追記していくので、日付は順番通りである必要はありません。

昨年の予定表や日記などを、あれば見返してみると、書きやすいと思います。

その月のTodo

その月にやりたいことを書いていきます。

「紅葉を見に旅行に行きたいな」なら、11月にそれを書いておきましょう。

予定と違って「やれたら嬉しいけど、やれないかもしれない」くらいな感じでOKです。

その他覚書

やるかやらないかすら分からない、でも興味がある、程度のことを覚書として書いておきます。

例えば、ちょっと気になる演劇の公演日、好きな俳優さんが出演するドラマのクールなどです。

季節を感じる行事などを書いておくのも素敵ですね。

個人的にはこう書いています

写真は私が普段使っている自作のA5サイズのフューチャーログです。

「仕事」「プライベード」「日付の決まっている予定(と園芸の予定)」で、月ごとにざっくり3つに分けて書いています。

あとから追加できるように余白を多めにしておきます。

こういった自分なりの簡単なルールを決めておくと、書きやすくなります。

フューチャーログの使い方

フューチャーログを書き終わったら、全体を眺めてみましょう。

なんとなく全体の流れが見えて、緩急のようなものが掴めたらOKです。

「フューチャーログ」は、予定等が完了したときに消し込みます。

新しい予定が出てきたとき、または変更になったときには、どんどん消去、追加していきましょう。

この「フューチャーログ」をもとに、月のはじめにその月の予定や計画を立てていくと便利です。

月初めの予定や計画の立て方については、またどこかで書きたいと思います。

まとめ

「フューチャーログ」は、「未来」の予定やTodoを記入しておくページのことで、

①1年の予定がざっくり把握できる

②予定に向けての準備がしやすい

③やりたいことを実現しやすくなる

というメリットがあります。

書く内容は

その月の予定

その月のTodo

その他覚書

でした。

楽しく充実した時間を過ごせるように、ぜひ「フューチャーログ」を活用してみてくださいね。

田代 真理
Mari Coaching Room 代表
メンタルコーチ。コーチ歴17年、手帳歴20年。「3つの視点」にフォーカスした自分と周囲を変革するための独自メソッド『3つの視点コーチング™』で、個人セッション、講座、法人社外コーチとして活動。手帳を使ったセルフコーチング・自作テンプレート『大人が整うノート』を提供中。
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