「3つの視点コーチング™」は何ができるの?「視点を整える」ってどういうこと?

「3つの視点コーチング™」は、人が持つ「3つの視点(第1視点、第2視点、第3視点)」にフォーカスした、自己変容や周囲の環境を変革するためのプログラムです。

仕事や日常生活に問題が出るほどではないけれど、どことなく満たされない。

不満や不安、ストレスなどで、イライラしがち。

理由のよくわからないモヤモヤしたものを抱えている。

といった、原因が捉えにくい、解決しにくい問題は「視点」に問題があることが多く、「3つの視点コーチング™」ではこの「原因を突き止めて消滅させる」ことができます。

今回は「3つの視点コーチング™」で何ができるのか、具体的に「視点を整える」とはどういうことかについて解説していきます。

目次

マインド的な「未病」なっている人が多い

国民一人あたりのGDPと健康寿命は高いにも関わらず、「世界幸福度ランキング」では54位の日本(ギャラップ2019年ー2021年)。

自分らしさや、やりたいことが分からない。

人とのコミュニケーションにストレスを感じる。

仕事をしていてもやりがいを感じられない。

といったことは、真剣な悩み、とまではいかなくても、日々思い当たるふしがあるという人も多いでしょう。

こういった自覚症状があればまだしも、それらがあまりにも「普通」になってしまっていて、もっと良い状態があることにすら、考えが及ばない場合もあります。

中国の古い医学書に記されている言葉で、「未病」という言葉があります。

これは病気にはなっていなくても健康ではない状態のことです。

身体に問題がなくても、精神的に満たされていない状態はマインド的な「未病」とも言えます。

「このままでよいのかな」「なんだかうまくいかないな」と思いながら、毎日を過ごしているのは、心から充実しているとは言いがたいはずです。

そうは思っても

「こういうのは性格の問題だからどうしようもないんじゃないか」

「どうにかしたいけれど、どうしたらいいか見当もつかない」

「いろいろ試したけどいまいち効果を実感でなくてやめてしまった」

など、結局、何も変わらないままという状態を続けてしまいがちです。

病気になってしまってからそれを治すよりも、病気にならないようにすることのほうがずっと楽で、堅実的なはず。

そう頭では分かっていながらも、そのままにしてしまっていると、気づいたときには、いわゆる「心の病」になってしまっていた。

そんな人が跡を絶ちません。

原因を正しくつきとめて消滅させることが重要

不安や不満、モヤモヤなどは、自分の感覚や感情が発している「危険信号」です。

危険信号を正しく感知し、それに対して正しい対処ができればいいのですが、危険信号をうまく感知できなかったり、できたとしても、対処できなかったりすることもあります。

その時はうまくやり過ごせても、同じようなパターンを繰り返してしまうことも。

頭痛が起きてもそれを「大したことがない」と無視してしまったり、頭痛薬を飲んでみるけれど、頭痛が定期的に襲ってくる、例えるならそんな感じです。

本来なら、その頭痛が起こる「原因」を突き止めて、その原因を消滅させることがいちばんです。

「3つの視点コーチング™」はまさにこの「原因を突き止めて消滅させる」ことをします。

コーチングと聞くと「お悩み相談」みたいなもの、といったイメージを持っていらっしゃる方がいますが、「3つの視点コーチング™」はそうではありません。

悩みに対して、コーチが「こうすればいい」と解決法をアドバイスする、つまり「頭痛薬を処方する」ものではないのです。

そうではなく「どうして頭痛が起きるのか」にフォーカスし、その原因を直接取り除くために、コーチとクライアントが一緒になって、この原因を探し、取り組んでいきます。

それが「3つの視点を整える」ということなのです。

「視点を整える」とは?

「3つの視点コーチング™」の「視点を整える」とは、自分の「3つの視点」のバランスとそれらの質や状態を向上させるということです。

視点を整えることで「自分」を確立し、その上で、目の前の人や社会に自分の才能や魅力、能力を最大限に発揮することができるようになります。

「3つの視点(第1視点、第2視点、第3視点)」は、どんな人でも3つとも持つことができますが、それぞれの大きさは人によって異なります。

第1視点が他の2つの視点に比べて大きいこともあれば、第2視点と第3視点が同じくらいの大きさなどさまざまです。

その人の3つの視点のそれぞれの相対的な大きさのバランスは、その人の考え方や行動に直接影響を及ぼします。

この3つの視点のバランスが良ければ、考え方や行動もバランスの取れたものになりますが、そうでない場合は、様々な問題が起きてきます。

3つの視点の大きさの理想のバランスは、第1視点、第2視点、第3視点の大きさが下から順にピラミッド型になっている状態です。

しかし、イライラやモヤモヤを抱える人は、この形が大きく崩れてしまっていて、ひし形になっていたり、逆ピラミッド型になっていたりするのです。

ですので、まずはこの崩れた3つの視点のバランスを整えていく必要があるのです。

視点のバランスが悪くなる原因2つ

視点の大きさのバランスが悪くなる原因には2つあります。

視点には得意な視点、不得意な視点があります。

得意な視点がどんどん成長する一方、不得意な視点は成長しません。そのため、どんどん大きさの差が広がっていきます。

そして、得意であるゆえに視点は大きくなり、大きいがゆえにそこに留まりやすくなります。

これを繰り返すことで、ますます不得意な視点との大きさの差が広がり、アンバランスになっていくのです。

または「その視点にいなければいけない」という環境下にいると、その視点が大きくなっていきます。

例えば、結婚して子供が生まれ、母親になると「第2視点」にいる必要が出てきます。

それまでは「自分のこと=第1視点」にいることが多かったとしても、子供を育てるとなるとそうはいきません。

自分が望もうが望むまいが、第2視点にいることになるので、第2視点が大きくなり、その結果として、今までの視点の大きさのバランスが崩れることになります。

そうして、今までは感じなかったストレスやモヤモヤを感じやすくなったりするのです。

視点とエネルギーの関係

視点の大きさの理想のバランスであるピラミッド型の特徴は、第1視点が他の2つの視点の土台である、ということです。

第1視点は「自分」の視点です。

本能を含む視点で体感や感覚に基づきます。

そして、自分の精神的な部分での「エネルギー」を生み出す視点です。

どれだけ健康だとしても、そこに「これをやりたい」「これはやりたくない」という意志があって初めて人は動くことができます。

自分の欲求や感情に素直で、エネルギー値が高い、それが「第1視点」です。

小さい子供や動物をイメージしてもらうと分かりやすいと思います。

誰しも昔は子供だったはずですから、必ず誰にでも「第1視点」はあります。

ただ、その存在を大人になると忘れがちになる、というだけのことです。

第1視点のみが、エネルギーを生み出す事ができます。

例えて言うなら、自分の発電所です。

相手の視点である第2視点、社会の視点である第3視点では、エネルギーを生み出すことができません。

これら2つの視点では、第1視点で作り出したエネルギーを使って活動します。

しかし、第1視点が相対的に小さくなる、つまり、発電所が小さくなると、エネルギーの供給が追いつかなくなります。

つまり、第2視点、第3視点で使えるエネルギーがどんどん枯渇していくことになります。

もちろん、枯渇したままでは活動できませんので、そのエネルギーを他から補おうとし、これがさまざまな問題を引き起こす原因ともなるのです。

視点とエネルギーの質の関係

第1視点が小さくなって、第2視点や第3視点が大きくなると、足りなくなったエネルギーを「外」つまり「自分の外側」から補おうとします。

第1視点でのエネルギーは「やりたい」「やりたくない」という欲求や感情ですが、これがなくなっているので、動く原因=動機を外側に作る必要が出てくるのです。

外側の動機と言うのは「これをやるべきだ」「こうした方がいいらしい」という、誰かに言われたことや、世間的な理由のことです。

この「外側からのエネルギー」は、その質も悪く、量も限られています。

必要とするときに、必要なだけのエネルギーを手に入れられるとも限りませんから、どんな動機であれ、手当たり次第、どんどん自分の中に入れていかなければ、自分が動けなくなってしまいます。

これに対して、第1視点で生み出されるエネルギーは、質がよいのです。

しかも、どれだけでも生み出すことができ、その量も調節することもできるし、どんどん増やしてもいけます。

第1視点が大きく、質の高いエネルギーがうまく循環しているときは

「やる気がある」

「どんどん前進できる」

「やっていて本当に楽しい」

「疲れない」

など、ポジティブな気持ちになります。

逆に、第2、第3視点が大きく、外側のエネルギーに依存し始めると

「やってもやっても満足できない、楽しくない」

「不安や焦りがある」

「人や世間に流されがち」

「自分がよくわからない」

「違和感があるが止まれない」

など、ネガティブな気持ちが生まれてきてしまうのです。

レジリエンスと視点の関係

また、第1視点が大きいピラミッド型というのは、どっしりと安定感があります。

ちょっとやそっとのことでは、崩れたり、倒れたりしません。

つまり、なにかつらいことやたいへんなことが起きても、それを受け止め、復活できるエネルギーも土台もあることになります。

レジリエンス(適応力・復活力・回復力)が高い状態なのです。

第2視点、第3視点が大きい状態は、おもちゃのコマと同じです。

外からの力を与えられて、回り続けている間は、うまくバランスを保っていられますが、一旦、エネルギーが枯渇したり、なにかにぶつかったりすると、途端にそのバランスを崩し、倒れて動かなくなってしまいます。

もし、「ああ、ものすごくよく分かる」という感覚があるのなら、今の時点で、第2視点や第3視点が、第1視点よりも優位になってしまっている可能性があります。

まとめ

「3つの視点コーチング™」で何ができるのか、具体的に「視点を整える」とはどういうことかについて解説していきました。

3つの視点のバランスを理想の形に整えることは、「悩みの原因そのものを消滅させる」ことです。

眼の前の問題を解決するだけではないので、次に同じような状況に陥ったとしても、それはすでに問題である、と認識しなくなっています。

行動を起こすための良質なエネルギーが常にある状態なので、精神的に不安定になったとしても、そこからすぐに回復することもできるようになっていくのです。

自分の視点を整えることに興味があるなら

田代 真理
Mari Coaching Room 代表
メンタルコーチ。コーチ歴15年、手帳歴18年。「3つの視点」にフォーカスした自分と周囲を変革するための独自メソッド1on1プログラム「3つの視点コーチング™」と手帳を使ったセルフコーチング・自作テンプレート「大人が整うノート」を提供中です。
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