「もっと時間を有効に使いたい」
「自分のことをできる時間がない」
「新しいことをちょっとだけ始めてみたい」
「心の余裕が足りない気がする」
外出したときのちょっとした待ち時間や移動の最中、あなたは何をしていますか?
「なんとなくスマホを見てしまう」とか「寝てしまう」とか、もちろんそれもいいのですが、その時間をもう少しだけ「有意義に」使うことができたらどうでしょう?
塵も積もれば山となる、大きな結果を出すこともできるかもしれませんよ。
18時間のスキマ時間
私達の日常の「スキマ」、一体どれくらいあるのか考えてみたことはあるでしょうか。
例えば、毎日3分スキマ時間があるとしたなら、1週間で21分、1ヶ月で90分(1時間半)、1年なら1,095分(18時間15分)になります。
18時間、1日の4分の3です。
3分というと、なんとなく過ぎていってしまうものですが、言い換えれば、1年で18時間もなんとなく過ぎていっている、ということです。
「3分あるからスマホでゲームでも…」なら、1年後には18時間スマホゲームをやることになります。
ゲームをやりたくてやりたくて仕方ない、18時間もやれたなら上等!と思うのならいいのですが、「え、なんかもったいない!」と思ったなら、「スキマ時間の使い方リスト」を作ってみましょう。
スキマ時間の使い方リストが必要な理由
スキマ時間を有効に使うためには「なんとなく」を脱出するのが近道です。
人の行動はそのほとんどが「習慣化」しています。
つまり「時間をつぶす→スマホを見る」という流れができてしまっていて、これを人は「なんとなく」と感じます。
「他にやることがないから、仕方なく」というのも同じです。
いざその場面になっても、やることが思いつかなかったり、思いついても準備ができていなかったりすれば、結局いつもやっていることをやることになってしまいます。
なので、これを脱するためには、予め「やること」を考えておく=スキマ時間の使い方リストを作る必要があるのです。
スキマ時間の使い方リストの作り方
では、さっそくスキマ時間の使い方リストを作ってみましょう。
①ノートを用意します。
ここでは「3、5、10テンプレート」を使います。
②「3分あったら何ができるか」を考えて、どんどん書き込んでいきましょう。
③同じように、5分、10分も書いていきます。
上手に書くポイント4つ!
おもいつくままどんどん書いていけばOKですが、以下のポイントを気をつけながら書くといい感じのリストができます。
①ここでは、時間は3分、5分、10分としましたが、1分でも、15分でも、自分にあったスキマ時間を設定すれば大丈夫です。
②「普段ノートを持ち歩かない」という人は、スマホのメモ機能などを使っても。
スキマ時間ができたときに、すぐに見返せるように準備しておくことが大切です。
③「時間を有効に使おう!」と思うと、「勉強しよう!」とか「家事を片付けちゃおう!」とか生産的なことばかりが並んでしまうことも。
「自分を大切にすることやりたいこと、やるとすっきりすること、心がホッとすること)」であったり「大切な人を大切にすること」なども書いてみてください。
④「うまく出てこない」という場合は、下に書いた例をまねするとことから始めてみてください。
普段からしている行動を、実際どのくらいの時間をかけてやっているか、これを機に測ってみると、リストが作りやすくなります。
スキマ時間にできることの例
スキマ時間でできることの一例をあげてみました。
3分あればできること
- 予定やタスク、リストを確認する
- ゴミ箱のゴミをまとめて捨てる
- 机の上の整理整頓をする
- 深呼吸をする
- 本を1ページ読む
- 英語教材を1問やる
- 目を休ませる
- トイレに行く
- ストレッチをする
5分あればできること
- ラジオ体操をする
- コーヒーを淹れる
- 犬と猫におやつをあげる
- 窓を開けて換気をする
- 音楽を1曲聴く
- ハンドマッサージをする
- 簡単な家事を片付ける
10分あればできること
- 家の周りを散歩する
- メッセージの返信をする
- 子供と話す
- おやつを楽しむ
- 短い昼寝をする
- 手帳やノートを書く
- 今日のニュースをチェックする
- シャワーを浴びる
まとめ
まとまった時間が取れなくても、結構いろんなことができますね。
勉強や家事など「やるべきこと」をスキマ時間にやれば、もっと効率よくそれらをやっていくことができます。
さらに「自分や周りの人を大切にすること」を細かく行動していくことで、毎日の幸せ度がアップします。
ぜひ、スキマ時間リストを活用してみてください。