ガントチャートで絶対合格!忙しい大人が効率よく資格勉強をする方法

リスキリング(Reskilling)という言葉をよく耳にするようになりました。リスキリングとは『新しい職業に就くために、あるいは今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること』です。

リスキリングの一環として、資格取得を目標にしている人もいると思います。資格取得は、時間も労力も必要です。仕事やプライベートに忙しい大人にとって、ハードルが高いと感じるのも仕方がありません。

そんな方のために、今回は、ガントチャートを使って、効率的に勉強していく方法をご紹介します。

目次

この方法が向いている人

こんな人におすすめ
  • 時間がないから勉強ができないと思っている人
  • タスク管理が苦手な人
  • 勉強のモチベーションを保ちたい人
  • 効率的に勉強したい人
  • シンプルな方法で学習の進捗管理をしたい人

時間がなくても勉強できる人は〇〇が上手だから

資格取得に興味が出てきた人に立ちはだかるのが「時間がない」という壁です。「1日数時間も時間はとれない。スクールに通うひまも余裕もない」というのが、正直なところでしょう。まとまった時間が取れないと勉強はできない、と思いこんでしまっていると、なかなか始めることすらできません。

しかし、勉強は「時間管理」ではありません。「タスク管理」です。タスク管理とは進めるべき物事を特定し、優先順位を決め、時間どおりに終わらせるプロセスのこと。平たく言うと「この時間で何をするか」ではなく「これをやるにはどのくらいの時間がかかるか」と考えることです。

仕事でも勉強でも、タスク管理は重要です。学習事項に優先順位をつければ、効率的に勉強を終わらせられます。仕事ができて、とても忙しそうなのに、いつの間にか資格取得もしている、という人は「仕事ができる」つまり「タスク管理がうまい」から、資格取得もできるといえます。

では、具体的には、どうすればいいのでしょうか。

効率的に資格の勉強する方法

小中の義務教育では「まず教科書、それから問題集」というやり方で勉強してきたはずです。これが間違っているとは言いませんが、効率がいいとは言えません。

誰かに教えてもらうならまだしも、独学でかつ資格勉強をするなら、逆の方法がおすすめです。つまり「過去問⇒教科書または参考書」です。

資格試験は、最終的には「合格すること」が目標です。どれだけ知識があっても、点数が取れなければ合格できません。それには「試験慣れ」がどうしても必要です。ならば「何がどのように問われるのか」を念頭において、学習を進めていったほうが、効率的です。

自分が普段馴染みのある分野の資格なら、いきなり過去問をやっても、案外答えられてしまうこともよくあります。例えば、ITパスポートの過去問をやってみると、常識の範囲で答えられる質問も多く、そこは、時間があったら参考書を流し読みすればいい程度だと分かるので、時間を大幅に節約できます。

過去問からスタートすると、試験で問われる知識がわかるのはもちろんのこと、どういう聞き方をしてくるのかがわかります。つまり、タスク=進めるべき物事が特定ができます。

何を知る必要があるのか、何が分からないのかが分かれば、それらを教科書や参考書に戻って、それを重点的に理解すればいいです。つまり、自ずとタスクの優先順位が付きます。

過去問ならやるべき問題数が予め分かっているので、1日あたりどのくらいの問題をこなせば、どのくらいの期間でできるのかもわかります。つまり、タスクを終わらせるべき時間がわかります。

「過去問⇒教科書または参考書」の順番で行うことは「タスク管理」がとてもしやすくなるのです。

タスク管理ができたら、あとはやるだけですが、独学を進めていく上で、一番の問題は「モチベーションが続かない」ということです。勉強に対するモチベーションを保つ方法はいろいろありますが、今回はガントチャートを使って「やったことを記録し、可視化する」方法をご紹介します。やり方はとってもシンプル。勉強をしたら、ガントチャートのマスをカラーマーカーで塗っていくだけです。

特に、過去問は、やるべき問題数が分かっているので、この方法が取り入れやすいです。ぜひ、やってみてください。

ガントチャートでやったことを記録するメリット

この方法には、以下のようなメリットがあります。

1,勉強量が把握できる

ガントチャートに記録した内容を見ることで、自分がどれだけの勉強量をこなしたかが一目で分かります。これにより、目標に対してどれくらいの進捗を達成しているかを把握することができます。

2,「積み上げる楽しさ」を感じられる

ポイントカードでポイントが溜まっていくと、なんか楽しいですよね。それと同じで「色を塗る」こと自体が小さな目標になりマスを埋めたくなって「もう1問だけ解いてみよう」という気持ちになったりします。日々の小さな成果が積み重なっていく様子を見ることで、勉強を継続するモチベーションにつながります。

3,「達成感」を得られる

ガントチャートに記録された成果を見ることで、自分の成長や努力が実感できます。目標に向かって一歩ずつ進んでいく過程での達成感は、自信を高めるだけでなく、次の目標に向けての意欲も高めます。

用意するもの

方眼ノートとペンさえあればすぐに書き始めることができますが、以下のもので、より便利に見やすく、簡単に用意することができます。

1,ガントチャート|80日分/日付フリー/A4

方眼ノートが手元にない場合は、こちらを使うと便利です。ノートや手帳に挟んでおけば、すぐに使えます。何枚でも簡単に用意できますし、勉強が進んで、ノートが新しくなっても、そのまま差し替えて使えるので便利です。

2,蛍光ペン

マス目を塗りつぶすための蛍光ペンを用意します。マス目をしっかり塗りつぶしたほうが見た目がわかりやすくなります。ある程度太さがあって、塗りつぶしやすいものなら、どんなペンでも構いません。

3,はさみやマスキングテープなど

ダウンロードできるガントチャートはA4サイズになっています。大学ノートはB5サイズのものが多いので、適当なサイズに切ったり、折りたたんだりして、使ってもいいでしょう。挟んでおくだけではなくしてしまいそう、という方はノートに貼り付けておくのもありです。

やる気を保つガントチャートを使った勉強記録の書き方

では、実際に書いていきましょう。

1,題目を書く

何の記録表か書いておきます。今回は、過去問を最低3周やろうと思っているので、「1回目」と書きました。

2,ガントチャートに5マスずつ線を引く

色を塗るときにわかりやすいように、目安の線を入れます。

3,列の最後にマスの数字を入れる

右端のマスに、マスの数を書いておきます。ガントチャートは、1行40マスになっているので「40、80、120…600」となります。今回の過去問は全部で600問なので、「1回目はここまで」という意味の横線を引いてあります。

4,用紙のノートの大きさに合わせて切る

私は勉強にB5サイズのルーズリーフを使っているので、そのファイルに挟めるように切ってサイズダウンしました。

5,その日に解いた問題の数だけ、マスを蛍光ペンで塗りつぶす

用紙が準備できたら、あとは勉強したあとに、解いた問題数だけマスを蛍光ペンで塗りつぶしていきます。ちょっとずつ増えていく感覚が楽しいです。

6,塗りつぶした最後のマスにその日の日付を入れる

塗りつぶした最後のマスに、その日の日付を入れておきます。こうすることで、何をいつ、どのくらいできたのかわかるようになって、進捗状況の見直しもしやすくなります。

資格勉強はタスク管理が鍵となります。ガントチャートを利用して、効果的な進捗管理を行いながら、着実に目標に向かって進んでいきましょう。きっと、よい未来が待っているはずです。

田代 真理
Mari Coaching Room 代表
メンタルコーチ。コーチ歴15年、手帳歴18年。「3つの視点」にフォーカスした自分と周囲を変革するための独自メソッド1on1プログラム『3つの視点コーチング™』と、手帳を使ったセルフコーチング・自作テンプレート『大人が整うノート』を提供中。
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