来年の手帳を手に入れたら、やっておきたいこと7つ

来年の新しい手帳は、もう手に入れましたか?

新しい手帳って、わくわくしますよね。

はじめて文字を書き入れる瞬間は少し緊張したりもします。

新しい手帳を手に入れたらしなければならないことがあります。

それは「転記」、つまり手帳の引っ越しです。

今回は、手帳の引っ越しの基本と、そのタイミングで合わせてやりたいことをご紹介します。

目次

やっておきたいこと7つのこと

手帳の引っ越しは、一気にまとめてやる!という人も、コツコツちょっとずつやります。という方も、それなりの時間と集中力が必要になります。

できれば、落ち着いた環境で、今年を振り返りながらやりたいものですね。

これを機に、新しい文房具などを揃えて使い始めるのもおすすめです。

では、手帳の引っ越しのタイミングでやりたいこと7つをご紹介していきます。

  1. 引っ越しする内容を確認する
  2. 転記する情報の取捨選択をする
  3. スケジュールを転記する
  4. フューチャーログも一緒に作る
  5. ウィッシュリストを作成・更新する
  6. 他の情報の整理をする
  7. 手帳の使い方(ルール)をメモしておく

それぞれ見ていきましょう。

1.引っ越しする内容を確認する

今年の手帳から来年の手帳に移しておきたいものを、まずは確認しましょう。

使い方によって人それぞれではありますが、以下のようなものがあります。

  • 来年以降のスケジュール
  • 来年以降の計画
  • メモ
  • 住所録、連絡先
  • 誕生日、記念日
  • アカウント一覧
  • ウィッシュリスト

などなど。

まずは、手帳を見ながら、一覧を簡単に書き出して見ると、スムーズです。

2.転記する情報の取捨選択をする

移すものが書き出せたら、今度は「情報の取捨選択」をします。

手書きの場合、転記する作業は案外時間がかかります。

しかし、逆に言えば、ひとつひとつの情報を精査しながら転記ができる、ということでもあります。

スケジュールなどの決定事項は、正確に転記することを心がける一方で、普段あまり見返すことのない情報は、整理しながら転記しましょう。

また「転記するのが大変」「情報が多くて扱いにくくなってきた」というときは、目的別に手帳を分けたり、システム手帳、ルーズリーフバインダーなどを使うのもおすすめです。

そうしておけば、通年に渡って使い続けることができますし、システム手帳やルーズリーフバインダーなら、リフィルを増やしたり順番を変えたりするのも簡単です。

3.スケジュールを転記する

「新しい手帳は新しい年になってからおろしたい」という理由で、12月の時点では、まだ今年の手帳の「来年分」を使って、予定などを管理している人も多いのでは?

そうなると、どうしても、スケジュールの転記が必要になります。

同じ手帳や、同じ書式を使う場合で、すでに自分の書き方が決まっている人は、いつものように予定を転記すれば問題ありません。

手帳の書式を変更したり、書き方が決まっていない人は、書き方のルールをここで決めてから、転記しましょう。

書式が違う場合は、曜日の始まりに注意が必要です。

日にちがズレないように、慎重に書き込みましょう。

また、新しい書き方を試してみたい、新しい筆記具を使いたいというのにもよいタイミングです。

ここで気をつけたいのが、あれもこれもと、新しいルールを作ってしまうと、わけが分からなくなって結局続きません。

「これだけは絶対」というものを基本にして、転記していきましょう。

4.フューチャーログも一緒に作る

「フューチャーログ(Future Log)」とは、バレットジャーナルのページのひとつで「未来」の予定やTodoを月ごとに記入しておくページのことです。

フューチャーログには

①1年の予定がざっくり把握できる

②予定に向けての準備がしやすい

③やりたいことを実現しやすくなる

などのメリットがあります。

手帳の引っ越しのときには、思わず手帳を読み返してしまう、という人も多いのではないでしょうか。

それを逆手にとって、フューチャーログも一緒に書いてしまいましょう。

今年分の1月から順に予定表を見て、来年の予定に転記していけばOKです。

5.ウィッシュリストを作成・更新する

1年を振り返りながらフューチャーログを書いていると「今年はこんなことができたな」「来年はあれがしたいな」ということも出てきます。

こういったことは、その場で書いてしまわないと、忘れてしまいがち。

ですので、並行してウィッシュリストも作ってしまいましょう。

「ウィッシュリスト」とは、自分の願い(Wish)を書き出したものです。

願いとは、自分が「こうしたい」「ああしたい」と思うことすべてを一覧化しておくことで、目標が立てやすくなったり、叶いやすくなったりします。

ウィッシュリストを書いたことがない、という人は、ぜひこの機会に作ってみてください。

普段からウィッシュリストを作成している場合は、できたものにチェックがちゃんとついているか、できていないものは、本当に今もそう思っているのか、見直してみましょう。

6.他の情報の整理をする

手帳で管理していないけれど、まとめておくと便利だな、という情報についても、時間があれば整理してしまいましょう。

たとえば、自分の基本情報や、銀行口座やWEBアカウント、友人・知人・連絡先一覧や、家族や親族のこと、趣味や活動についてのことなどです。

自分の頭の中にあって、普段は使わない情報を、アウトプットしておくことで、いざという時に約だったり、共有できたりと、なにかと安心です。

こちらは手書きでもいいですし、デジタルでもいいです。

ただし、どちらも管理は適切にしてくださいね。

こういったことは「いつかいつか」と後回しにしてしまいがち。

1年に1度と思って、手を付けてみてはいかがでしょうか。

1度作ってしまえば、あとは更新するだけですから、がんばってみましょう。

7.手帳の使い方(ルール)をメモしておく

情報の整理と手帳の転記が終わったら、自分で決めた使い方(ルール)を書いておきましょう。

すでにルールが習慣化していて、なにも考えずにできる場合は書かなくても大丈夫ですが、新しく取り入れたルールについては、一覧化しておくと便利です。

例)

  • ペンの色(仕事のこと→青、プライベートのこと→緑、メモ→黒)
  • 予定の書き方(要件、時間、場所の順番で書く)
  • バーチカルの上部メモ欄は締切を書く

ルールを変更するときにも、改善点が見つけやすくなります。

まとめ

新しい手帳を手に入れたらやっておきたいこと7つをご紹介しました。

  1. 引っ越しする内容を確認する
  2. 転記する情報の取捨選択をする
  3. スケジュールを転記する
  4. フューチャーログも一緒に作る
  5. ウィッシュリストを作成・更新する
  6. 他の情報の整理をする
  7. 手帳の使い方(ルール)をメモしておく

必要なこと、できることからでかまいません。

年末年始にかけてやると、気持ちも新たにできます。

新しい年も手帳と一緒に素敵な時間をお過ごしください。

田代 真理
Mari Coaching Room 代表
メンタルコーチ。コーチ歴17年、手帳歴20年。「3つの視点」にフォーカスした自分と周囲を変革するための独自メソッド『3つの視点コーチング™』で、個人セッション、講座、法人社外コーチとして活動。手帳を使ったセルフコーチング・自作テンプレート『大人が整うノート』を提供中。
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