毎日仕事やプライベートに忙しく「なんだか日々周りに流されて過ごしているような気がする」と感じることはありませんか?
そして「夢や目標って言われても…」「やりたいことが思いつかない」ということ、ありませんか?
もしかするとその原因は「本当はやりたくないことをやってしまっている」ことにあるかもしれません。
今回は周りに流されず、自分の時間を大切にするための「やらないことリスト」を作ってみます。
この方法が向いている人
- 誰かに聞いたり確認したりしないと不安で行動に移せない人
- 物事を決めるのが苦手だと感じる人
- 優先順位をつけて行動できない人
- 自分を犠牲にしているような気がする人
- やりたいことがあるのになかなか時間がとれない人
「自分で決めること」と「幸せ」の関係
私達は日々、選択と行動を繰り返して生きています。朝何を食べるか、何を着て出かけるかといったこと日々のことから、どこに就職するのか、結婚するのか、といった人生の一大事まで、大きさの差はありますが、決定したことに従って行動することで、人生が作られていきます。
私達にとって、自分の意志で物事を決められるかどうかというのは「人生の幸福度」と直結しています。「人生を自分でコントロールできている感覚」と幸福度は比例するのです。
自分で「主体的に決めて」それが「うまくいった」とき、私達はとても前向きで幸せな気持ちになります。逆に「誰かに決められて」やったことはそれがうまくいっても、いかなくても、自分の自信にはなりません。
「誰かに決めて」もらうのは考えなくていいし、責任も取らなくていいので、ラクです。自分がやりたいと思っていることと同じであれば問題ありませんが、「本当はそうしたくない」と思っていることだと「自分の気持ちを無視している」つまり「自分を大切にしていない」状態になり、ストレスやプレッシャーにどんどん押しつぶされることになります。
また、自分で決めない状態が続くとどんどん「決められない」自分になっていきます。周りの意見に頼り、依存し、うまくいかなかったら他人や環境ののせいにしてしまうようになります。周りの顔色をうかがいながら、どこにもない「正解」を探す毎日になっていくのです。そんな毎日は、不安で不安定です。
依存的、他責的な状態から抜け出すには「自分で決めること」が大切です。自分なりの「正解」を見つけて、判断基準を作っていきましょう。
「自分がやりたくないこと」を「やらない」と決める
自分で物事を決められなくなっているときというのは、あまり前向きな気持ちになっていないものです。そんなときに「やりたいこと」や「夢や目標」を話すのは、違和感があるという場合もあります。
そんなときにやってみてほしいことが「やらないことリスト」です。
「やらないことリスト」を作ることは「自分がやりたくないことをやらないと決める」ことになります。
それまで、誰かに渡していた決定権を自分に取り戻す作業です。
- 本当はやりたくないのに、やってしまっていたこと
- やらないほうがいいと分かっているのに、惰性でやってしまっていたこと
本来ならば時間や労力をかけるべきところではないところに囚われてしまっていると、どんどん自分らしく、過ごす時間が減っていきます。
逆に、それらをリスト化し、時間を費やさないようにすることで、自分が本当はどうしたいのか、どうすべきなのかも見えてきます。
「やらないことリスト」を作成するメリット
「やらないことリスト」を作成することには、以下のようなメリットがあります。
1,自己決定感が高まる
自分のやらないことを明確にすることで、自己決定感が向上し、自分の人生をコントロールする力が身につきます。自己決定感が高まることで、自分の意志で物事を決められるようになり、前向きな気持になり、幸福度が増します。
2,ストレスが減る
やりたくないことをリスト化することで、気持ちの整理ができたり、行動に移すことができるようになります。不要なストレスやプレッシャーを軽減することができます。
3,時間を有効に活用できる
やらなくていもいいことや、やりたくないことをする必要がなくなるので、時間の浪費を防ぐことができます。
4,やりたいことがやれるようになる
やりたくないことを断り、時間やエネルギーをやりたいことに注ぐことで、自分の目標や夢を実現するための余裕が生まれます。
「やらないことリスト」の書き方とポイント
では「やらないことリスト」を作ってみます。

①ノートとペンを用意します。
今回は、ロルバーンフレキシブル(L)と、ジュースアップ(ブルーブラック0.3)で書きました。気分を上げるために、気まぐれシート(ほんわか)とマスキングテープを使ってデコっています。

②以下のことについて、思いつく限り書き出してみてください。
- やったあとに、後悔したりモヤモヤしたこと
- やってみたけれど得るものがなかった、少なかったこと
- 人から頼まれて、断りきれなかったこと
- 頼まれもしないのに、雰囲気に流されたり、忖度してやってしまったこと
③「今後はしない」ことを決めます。
④どうやったらしないですむのかといった方法や、代替案も一緒に考えておきます。
例1)
①ダラダラとスマホゲームをしてしまって、寝るのが遅くなった
②ダラダラとスマホゲームをしない
③するなら時間を決めてやる
例2)
①店員さんに勧められた化粧品を買ってみたけれど、自分には合わなかった
②「ちょっと考えます」と勇気を出して一旦断る
③それでも欲しかったら後日買う
例3)
①同僚とシフトを変わった
②シフトは変わらない
③他の人にやってもらうようにお願いする
例4)
①お昼休みの愚痴に付き合ってしまった
②愚痴大会には参加しない
③愚痴大会が始まったらその場から離れる
まずは自分で「決める」ことが大切です。
そして、それを少しずつで構わないので実行していきましょう。
いきなりすべてをやることはできなくて当然。やらないことをやれたら、自分を褒めてあげましょう。
これらのステップを踏んで、やりたくないことリストを作成し、活用することで、効果的に時間とエネルギーを管理できます。
自分の意志で物事を決めて、「人生を自分でコントロールできている感覚」を身につけることで、毎日が楽しくなってくるはずです。